生きるとは

私は、大学進学を機に東京に出た。しばらく、友達が出来ず、何も知らない土地で疎外感や孤独感を感じていた。それは1年半ほど続いた。生きる意味とかそんなことばかり考えて精神を病んだ。この大都会を歩く人々は一体何を考え、どんな風に生きているのか、自己の人生への自信のなさから、人の生き方ばかりに目が行くようになっていた。楽しそうにしている人に強烈な劣等感を抱いたり。しかし、何も知らない土地で、一人になったからこそ見えたこともあった。人生はどうやったって自分次第ということに途中で気がついた。同時にこんなことに気づけてなかった自分に無性に腹が立った。とりあえず筋トレしまくって、メンタル最強にして、知らない人に話しかけまくった。そんな感じで、友達とか彼女もできた。コロナ禍の中で、国や政治、社会や会社のせい、全てを第三者のせいにする人々が散見される。国や政治を動かす人だって、未知のウイルスには何の知識もない。つまるところ、国や政治のせいにしていても、しょうがない。当たり前のことっちゃ当たり前。これを理解してないのか、ただ単に己の人生が上向かないことを他者のせいにしたいのか。世の中気持ち悪いやつが多い。自分次第で、何とかするのが生きるということ、自立するということ。あと少しで私は社会人になる。自分次第でこれからの人生を勝ち取っていきたい。